previous arrow
next arrow
Slider

グローパル化の現状

日本企業のグローバルサイト

日経BPコンサルテイング社の評価によれば、日本企業においてグローパルサイトの評価がもっとも高いのは富士通でした。

こんなグローバルサイトはNG

グローパルサイト構築がうまくいかないのはなぜでしょうか。日本企業が陥りがちな、4つのやってはいけないパターンを紹介します。

日本のやりかたを踏襲する

日本のウェブサイトでは当たり前のことが、海外では非常識に映る場合もあります。たとえば、サービスの説明にキャラクターが登場するのはめずらしくありませんが、欧米人から見れば子供向けサイトと勘違いされてしまいます。また、ECサイトによくあるコンビニ決済は日本独自のサービスです。こうした独特のウェブ文化は、それぞれの国や言語ごとにも存在します。そのため「海外」と一括りにもできません。

よく言われることですが、「日本の常識は世界の非常識」をあらためて認識し、さらにターゲットである地域にあわせた取り組みを実施するよう心がけましょう。

手段の目的化

グローバルウェブ展開の目的をシンプルに言い換えると、ウエブサイトを過して、現地のユーザーに的確なメッセージを伝えるということです。当たり前のことですが、ノウハウばかりを追いかけていると目的を見失い、「問題もないがメッセージもない」グローバルサイトができあがりがちです。翻訳のことを考える前に、まずは伝えたいメッセージを明確にしましょう。

「とりあえず」作る

とくに製造業界の企業サイトで目にすることが多いのが、「とりあえず英語のページを1ページ作ってみた」というもの。ないよりはあったほうがいいという考えで設置したのでしょうが、実はメリットはありません。むしろ、海外のユーザーが見た際に、「中途半端な企業」として、ネガテイブな印象を与えてしまう場合もあります。質の悪いコンテンツや翻訳で「とりあえず」のページ、サイトを構築すると、企業のプランドイメージを落としかねません。本気で取り組むのでなければ、むしろ作らないほうがマシだ、と言ってもいいでしょう。

成果を焦る

グローバルウェブ展開を行う場合、短期過ぎる目標設定はなかなかうまくいきません。海外をターゲットにするということは、場合によってはまったく新しい市場にアプローチするということでもあります。自社のサービスがほとんど知られていない国に対し、プロモーションをかけていくわけです。新しい市場でサービスが認知されるには、それなりの時聞がかかります。小刻みに軌道修正を行うことは重要ですが、あまりに短期過ぎる目標は達成が難しく、結果的に「グローパルウェブ展開はうまくいかない」と撤退することになっては、元も子もありません。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です